卵【レシチン コリン】

卵の生食は日本では普通のことですが、それは卵における衛生管理が徹底しているからといわれています。

とはいえ、庶民が食べるようになったのは江戸時代の頃。

当時は、滋養強壮のための薬的扱いで、非常に高価なものでした。

 

低価格で安定した供給が行われるようになったのは昭和に入ってからです。

ビタミンCと食物繊維以外の、体に必要な栄養素を全て含むとされる、小さいけれど大きな力を持った身近な食材。特にビタミンB2、レシチン、コリンは注目すべき成分です。

生地のつなぎ、菓子など幅広く料理に活用できます。

 

レシチン

コレステロールを排泄し、血流を改善する

リン脂質(リンを含む脂質)の一種で、約13%はコリンが含まれます。

細胞膜の主成分であり、細胞膜を活性化させる働きがあるため、不足すると、細胞膜が正常に働かなくなるので注意です。

また水と油を混ぜ合わせる乳化作用によってコレステロールが血液中から排泄され、体全体の血流がよくなります。

多く含まれる食品は卵黄や大豆、精白米など。

 

コリン

脳の健康増進と生活習慣病予防に

体内に入ると、細胞膜や神経組織を構成するレシチンやアセチルコリンの材料となる成分。

レシチンは脂質代謝を促して脂肪の分解を助け、悪玉コレステロール値を減らす働きがあり、アセチルコリンは血管を拡張して血圧を下げる神経伝達物質としての働きがあります。

コリンの不足は動脈硬化や肝硬変などの生活習慣病の引き金になるので、豊富に含む卵黄やレバー、大豆、ニシン、ひまわりの種などで補いましょう。

 

 

参考にしてみてください。

 

 

参考書籍

NHK出版 からだのための食材大全

監修者:池上文雄、加藤光敏、河野博、三浦理代、山本謙治  編者:NHK出版  発行者:森永公紀

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