自分の体と心を知る「アーユルヴェーダ」⑬

自分自身の「体と心」を知り “健康で快適な生活” を送るための方法を

古代インドの生命科学「アーユルヴェーダ」から 学びつつ ブログを書き進めています。

 

6つの味の作用

アーユルヴェーダの考えを取り入れるなかで一番難しいのは、自分にあった食事を決めることかもしれません。

特定の味の食べものを習慣的に食べ過ぎることでも、ドーシャのバランスを崩すことになります。

今回は、各ドーシャを増幅させたり減少させたりする「味」について紹介します。

 

甘味

  • ピッタとヴァータを鎮める
  • 組織を大きく強化する
  • 老人、怪我人、やつれた人、子どもには大切
  • 例外なく好まれ、しばしば口中に含んで楽しみ、満足、そして慰めといった感情を得る
  • 肌色、髪、感覚、オージャスのために良い
  • 母乳を増す
  • 壊れた部分、例えば骨などをつなぐ
  • 寿命を延ばし、生命活動を活発にする
  • 摂りすぎは脂肪とカパの過剰からくる病気(肥満、消化不良、糖尿病、頚腺肥大、悪性腫瘍)をもたらす

 

酸味

  • ピッタとカパを増す
  • アグニを刺激する
  • 心臓と消化に良い
  • 不活発なヴァータエネルギーを骨盤腔のなかで活発にして下方向への動きを促進し、排泄を助ける
  • イライラさせ、唾液の流れを増す
  • 摂り過ぎ→ゆるみ、たるみ、体力消耗、まめい、かゆみ、炎症、ヘルペス、腫れ、喉の渇き、熱を引き起こす
  • ピッタとカパの過剰からくる病気をもたらす

 

塩味

  • ピッタとカパを増す
  • 通路や気孔の閉塞を解消する
  • 消化を促進し、唾液の流れを増す
  • 潤滑液の量が多くなり、発汗させる
  • 体組織に浸透する
  • 味覚の改善
  • 取りすぎは→ハゲ、白髪、しわ、喉の渇き、皮膚病、血液疾患、ヘルペス、体力の消耗を引き起こす

 

辛味

  • ヴァータとピッタを増し、カパを鎮める
  • 空腹感を増し、消化が良く、味覚を改善する
  • 刺激をおこし、目、鼻、口からの分泌をもたらし、口の中をヒリヒリさせる
  • 辛味の食べ物には、玉ねぎ、にんにく、唐辛子などがある
  • 食べ物の湿気を乾かす
  • 固い塊を分解し、通路を広げる
  • 摂りすぎ→喉の渇き、生殖組織の消耗と機能の衰え、失神、拘縮、震え、腰や背中の痛みをもたらす
  • ヴァータとピッタの過剰から起こる他の病気をもたらす

 

苦味

  • ピッタとカパを鎮める
  • 単独では好まれない
  • 脂肪、筋肉、便、尿から水分をなくす
  • 口の中を綺麗にするが、味覚をそこなう
  • 食欲不振、寄生虫病、細菌、寄生虫、喉の渇き、皮膚病、意識不明、熱、吐き気、ひりひり感などに効くといわれる
  • 取りすぎはヴァータを増し、ヴァータが原因の病気と組織の消耗を引き起こす

 

渋味

  • ヴァータを増す
  • 増えたピッタとカパを鎮める
  • 血液をきれいにする
  • 潰瘍の回復を促す
  • 水分と脂肪を乾かす
  • 水を吸収し、便秘と渇きの原因となる
  • 消化されてない食べ物の消化を妨げる
  • 味覚を鈍らせ息苦しい感じを与える
  • 渋い食べものには熟していないバナナ、ザクロ、ヒヨコ豆などがある
  • とりすぎは未消化の食べものの停滞、鼓腸、心臓付近の痛み、やつれ、精力減退、通路の閉塞、そして便秘をもたらす

 

参考にしてみてください。

 

参考文献

「インドの生命科学アーユルヴェーダ」上馬場和夫、西川真知子著 発行元:農分協

「本当の自分を取りもどすアーユルヴェーダ」ジュディス・H・モリスン著 発行元:ガイアブックス

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