自分を知るための東洋医学《陰陽論》

陰陽論

東洋医学には、この世のすべてのものは「陰」と「陽」という対立した2つの性質に分けることができるという考え方があります。

これを陰陽論といい、体内のバランスを総合的に判断するうえで役に立ちます。

 

陰陽の本質は「陽は放散」「陰は凝集」

 

陽の性質

  • 外に向かう
  • 上昇する
  • 躍動的
  • 大きなスペースを占める
  • 重量が軽い
  • 濃度が薄い
  • 明るい
  • 熱を生む
  • 乾燥する

陰の性質

  • 内に集まる
  • 下降する
  • 動きが静か
  • 重量が重い
  • 濃度が濃い
  • 吸収する
  • 冷たい
  • 暗い
  • 水を生む
  • 湿潤を生む

 

1日の変化で考えると

陰と陽は優劣の関係を変化させてバランスを保っています。

陰陽の関係を1日の変化で考えると、

陰が最も強い夜中から徐々に陰が衰え、

陽は徐々に強くなって、やがて陽が最も強い昼間(正午)になります。

太極図は、こうした陰陽の連続的な変化を表していて、1年の変化でも同様のことがいえます。

 

陰と陽が同じバランスでこれから陽が増える状態

1日でいうと‥日の出

1年でいうと‥春分

 

陽が際まった状態

1日でいうと‥正午

1年でいうと‥夏至

 

陰と陽が同じバランスでこれから陰が増える状態

1日でいうと‥日の入り

1年でいうと‥秋分

 

陰が極まった状態

1日でいうと‥夜中

1年でいうと‥冬至

 

刻一刻と変化する「陰」と「陽」

陰陽論を用いることで、身体に起こる複雑な現象を総合的な視点で分析できます。

陰陽のバランスが崩れると、身体に不調が生じます。

・「片方の勢いが弱まればもう片方の勢いが強まる」

・「片方が引けば片方が押す」

というように刻一刻と優劣の関係を変化させています。

 

陽証

「陰」が優勢となる夜に、昼のように活動していると「陽」が過剰な状態になり、

・興奮しすぎる

・目がさえて眠れなくなる

・身体がほてる

などの症状が表れたりします。

このような「陽」が強すぎる状態を「陽症」といいます。

 

陰症

「陽」が優勢となる昼になっても ダラダラ寝たりしていると「陰」が過剰になり、

・元気が出ない

・倦怠感がある

・身体の熱が不足して冷えやすい

といった状態に陥ってしまいます。

こうした「陰」が強すぎる状態を「陰症」と呼びます。

 

このように “陰陽のバランスを崩した状態が続くことが 不調につながる“ という考え方が「陰陽論」です。

 

参考にしてみてください。

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