便秘の原因 ②《食・緊張・怒り・背骨・骨盤・足腰》

前回からの続きです

便秘が何故 “体に悪影響” があるかというと、

“腸内で停滞した便から、有毒なガスが発生して、体液に吸収される” からです。

その結果、体液が酸毒化し、交感神経が異常に興奮し、脊柱や骨盤の歪みを引き起こします。

 

《 便秘 》と《 歪み 》の関係

便秘(腸内で有毒ガス発生~吸収)

↓↑

酸毒化(血液ドロドロ)

↓↑

交感神経 興奮

↓↑

背骨・骨盤の歪み

 

便秘になる「4つの理由」

①食事の不適切

②緊張・怒り

③脊柱・骨盤の歪み

④足腰の筋力低下

今回は、③脊柱・骨盤の歪み ④足腰の衰え についてです。

 

便秘の原因

③脊柱・骨盤の歪み

大腸を支配している自律神経は、腰椎の椎間と仙骨孔から分岐しています。

また大腸反射を起こさせる胃袋を支配している自律神経は、胸椎5番~8番から分岐しています。

胃が弛緩して下垂している人は、胸椎5番~12番くらいまで左側が硬直しています。

そのため、この部位の自律神経が圧迫され、胃や大腸の蠕動(ぜんどう)を妨げているわけです。

 

④足腰の筋力低下

歩かない生活を続けていると、次第に足腰が衰えてきます。

足腰が衰えると、内臓の機能が全般的に低下してきますから、胃腸の蠕動も弱くなって、便通が悪くなります。

“排便困難型” の 便秘

また、最近では「骨盤底筋群」の “弛み・弱り” からくる “排便困難型” の 便秘 が増えているようです。

骨盤を傾けた猫背の姿勢が「骨盤底筋群」の弛み(ゆるみ)を招きます。

早いうちから《骨盤底筋群の弛み予防》のトレーニングを始めることをおススメします。

過去記事→「骨盤底筋群」の “弛み・弱り” からくる《便秘・尿漏れ》

 

あやしい便秘の常識

①繊維の多いものを食べると便通が良くなる(あやしい)

繊維質の多い食品には、便通を改善する効果はあります。

だからと言ってご飯を食べずに、食物繊維ばかり摂っていても、胃腸内で異常発酵をおこしてガスが溜まるだけで “便通は改善されない” ということです。

正常な “消化”と”発酵”、また 便を太くするためにも、主食のデンプン質が必要です。

ご飯と食物繊維を一緒に食べるようにしましょう。

 

②下剤を飲む(あやしい)

下剤で、大腸を化学的に刺激して便意を起こさせることに慣れてくれと、腸がその刺激に慣れてきて、便意が起こりにくくなります。

他の薬を常用しすぎて起こる現象と同じで、身体はどんどん強い刺激が必要になってきます。

「便秘薬」などに頼るのは、よほどの時だけにしておくのが良いかと思います。

 

③腹筋を鍛えると、便通が良くなる(あやしい)

「腹筋」を鍛えていれば、胃腸の働きが良くなるかというと、もちろんそれだけではありません。

反対に、中途半端な(バランスの悪い)腹筋ばかりすると、かえって胃腸の蠕動を妨げることもあります。

胃腸の蠕動を強くするのに必要なのは「腹圧」です。

「腹圧」は簡単にいうと、おトイレで “力んだ” ときに下腹に圧が高まった状態。

出産のご経験のある女性ならば「いきむ」状態といえば分りやすいかもしれません。

最近では、女性でも “割れた腹筋” に憧れてしまうような 画像・映像を見る機会が増えていますね。

なので、腹筋さえ鍛えていれば ダイエットから便秘まで “なんでも解決しそう” な気がしてきますが、惑わされないようにしておきましょう。

 

参考にしてみてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA