「肩こり」「頭痛」と 自律神経《回復反射》

同じ姿勢で長い時間 作業をしていて、肩や頭が “固く 重く” なったことありませんか?

「ガチガチになったー」みたいな。

ガチガチだった肩や頭が「ホッとひと息」ついた後、

今度は「痛くなってきたー」という経験もあるかもしれません。

「ガチガチ感(固さ 重さ)」と「痛み」には、相関関係があります。

 

「ガチガチ感」と「痛み」

肩や頭がこってくるのは、ストレスにより「交感神経」が優位になり、血行が悪くなっている状態です。

血管の収縮が続くことで、血流が滞り、疲労物質(乳酸など)が溜まって “筋緊張” が起こっています。

交感神経が優位になり、血流が滞って “筋緊張” が起こると、

次は、回復しようとして、副交感神経が優位になります。

 

プロスタグランジン

副交感神経は “プロスタグランジン” というホルモンを使って、血流を回復させようとします。

プロスタグランジンには、

①血管を拡張させる

②痛みを起こす

③発熱させる

という3つの働きがあります。

“痛み” や “熱” や “赤みを帯びた腫れ” などは、プロスタグランジンが血流を回復させ、筋肉組織を修復しようとしている時に起きています。

 

回復反射

ホッと一息ついてリラックスしたとき、副交感神経が優位になります。

ガチガチ状態(固さ 重さ)から「回復」に向かう時に「痛み」が起こるということです。これが「回復反射」です。

頭痛などが「回復反射」を感じやすいでしょうか。

 

頭痛の “ズキズキ”

仕事や用事をしている時は、頭の筋肉が緊張して、重く・固く ガチガチな感じになり、休憩時間や帰宅後に「痛~」となります。

副交感神経が優位になった時、プロスタグランジンによって血管が拡張します。

すると、血液がドッと押し寄せるので “ズキズキ” という拍動性の痛みが出てくるのです。

 

対処法は血流を促すこと

痛みが出たら、温めるか軽い運動をするのが良いでしょう。

よろしくないのが “湿布薬” などでの対処法です。

“湿布薬” などの “消炎鎮痛剤” は、プロスタグランジンの生産を止め、血流を止め、患部を冷やしてしまいます。

痛みは取れますが、薬が切れると、止められていた「回復反射」が起こって、また痛みが出てきます。

この繰り返しが起きてしまいます。

 

長期使用はやばい

プロスタグランジンには、交感神経が優位にならないようにする役割があります。

プロスタグランジンには、アドレナリンなどの交感神経に関わる神経伝達物質の生産を抑える働きがあるのです。

長期で “消炎鎮痛剤” を使っていると、交感神経は積極的に神経伝達物質をつくり、血流障害がますます促進します。

結果的に “消炎鎮痛剤” が患部をかえって悪化させてしまう、ということが起こります。

まずは温めること、軽い運動をすること、などで対処しましょう。

同時に、ストレスをためない、疲れをためない生活習慣にシフトチェンジしていくのが良いかと思います。

 

参考にしてみてください。

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