脂肪は「取り過ぎ」も「取らな過ぎ」も良くない

「脂肪」は脂身の多い肉や油の乗った魚、卵黄、乳製品、植物油、ドレッシングなどに多く含まれています。

 

脂質は効率の良いエネルギー源

三大栄養素は、それぞれ1gあたり、

たんぱく質4kcal、脂質9kcal、糖質4kcalのエネルギーになり、

脂質が最も効率が良いエネルギー源となります。

 

脂質が不足すると

余った脂肪は、中性脂肪として脂肪細胞に貯蔵されるため、脂質の取りすぎは肥満の原因になります。

脂質を取りすぎると、肥満だけでなく、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞、脂肪肝、糖尿病になりやすくなります。

逆に、脂質が不足すると、疲労や体力低下、肌荒れ、月経異常、免疫力低下などが起こります。

 

脂肪酸とは

脂肪を合成する成分に脂肪酸があります。

脂肪酸には多くの種類がありますが、その中に必須脂肪酸があります。

必須脂肪酸は、体内で生成できないので食事でとる必要があります。

必須脂肪酸が欠乏すると、発育不全、皮膚炎、脱毛、肝機能障害、貧血、血小板減少(止血しにくい)などの症状が出ます。

 

ω-6脂肪酸

リノール酸(狭義の必須脂肪酸)

(ベニバナ油、グレープシードオイル、ヒマワリ油、コーン油、大豆油、ゴマ油など)

γ-リノレン酸

(豚ロース(脂身つき)、からすみ、ニシン燻製、さば、あゆ(内臓))

アラキドン酸

(卵黄、からすみ、豚レバー、豚腎臓、キャビア、あん肝、さば

ω-3脂肪酸

α-リノレン酸(狭義の必須脂肪酸)

えごま油、亜麻仁油、くるみ、なたね油、サラダ油、マヨネーズ、大豆製品など

エイコサペンタエン酸 (EPA)

あん肝、さば、すじこ、いくら、いわし、あゆ(内臓)、さんま、まぐろなど

ドコサヘキサエン酸 (DHA)

あん肝、まぐろ、さば、さんま、すじこ、さけ、あゆ(内臓)、いくら、ぶり、からすみ、数の子など

 

DHA・EPA

α-リノレン酸の一部はDHA・EPAに変換されます。

DHAは特に、乳幼児に重要で、

EPAは血液の性状を健康に保つので成人に重要です。

魚の油に含まれ、イワシやサバなど青魚など脂の乗った魚に豊富に含まれています。

DHA(ドコサヘキサエン酸)

高脂血症、高血圧、などの予防。

脳の働きを正常に保つ。

EPA(エイコサペンタエン酸)

血液の凝固を抑え血栓を予防。

血液中の中性脂肪を低下させ、動脈硬化や高脂血症などを予防するといわれている。

悪玉コレステロールを減らす。

 

特殊なトランス脂肪酸

トランス脂肪酸は自然界にも存在しますが、植物油などからマーガリンやショートニングなどを製造する際や植物油を高温にして脱臭する工程で生じます。

トランス脂肪酸は、細胞内で代謝されにくく、心筋梗塞などの冠動脈疾患が増加する可能性が高いと報告されています。

マーガリンやショートニングを使った市販の菓子類やファストフードの揚げ物、インスタント食品、精製植物油を何度も使い回している市販の揚げ物などの取りすぎには、くれぐれもご注意ください。

 

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