【怒り】「感情」の暴走を「思考」で止める

前回の「悲しみ」の感情でも書きましたが、

脳の ”前頭前野” には、それぞれ

「自分はこういう人間である」

「自分はこういう世界に生きている」

という信念が存在しています。

その信念は<自我、世界観、認識のパターン>と いう言い方もできます。

 

信念と照合して “情報を評価”

目や耳などから何らかの情報が入ってきたり、過去の出来事やこの先のイメージをしたりします。

すると脳が、自分の「信念」と照らし合わせて、ポジティブな情報?ネガティブな情報?の評価します。

 

怒りという感情

「怒り」は、自分が “物理的・精神的・社会的” に攻撃されたと感じ、冷静さを失っている状態です。

表情の変化

「眉間にシワがよる」「目がつりあがる」「口角が下がる」など

 

身体的な反応

「血圧が上がる」「動悸が激しくなる」「震える」など

「怒り」の感情が生まれると、ノルアドレナリンが分泌され、交感神経が活性化し、血圧の上昇、心拍数の増加、気分の高揚などがおこります。

 

IQの下がった状態

「怒り」によって大脳辺縁系が活性化すると、前頭前野の働きが抑えられ、冷静な思考ができなくなるそうです。これはIQの下がった状態だそうです。

 

前頭前野?

前頭前野は 記憶や学習などをコントロールしているところで、ものを考えたり判断したりするときに働きます。

頭がよい人は、この前頭前野が発達していると考えられます。

「頭のよさ」だけでなく、創造性や感情のコントロールなどでも重要な働きをしています。

 

どんな時に「怒り」を感じるか

自分が思っていること「こうなって欲しい」「こうあるべきだ」という思いが、現実に反映されていない時など「怒り」を感じるかと思います。

「自分が大切にされてない‥」と感じる時など、

私は ”大した人間” という 自分の「信念」と照らし合わせた結果「怒り」が湧いた訳ですね。

 

「怒り」「悲しみ」は 紙一重の感情

仮に 自分が “低評価“ を受けてしまった場合、

「そうだよな‥」と感じると ”悲しみ” になり、

「そんなことは無いだろ」と不当に感じられた時は ”怒り” になります。

「怒りと悲しみ」は紙一重の感情のようですね。

 

怒りをコントロールする方法

①副交感神経を活性化

怒りの感情が発生した時は、瞑想をしたり、深呼吸をするなどして、副交感神経を活性化させ、心身をリラックスした状態にしましょう。

そうなると、セロトニンが分泌されやすくなります。

応急処置的にリラックス状態を作るのも良いですが、日頃から瞑想や呼吸法を日課にしている人は、

「怒り」の感情に振り回されることが少なくなります。

 

② “仕返し” の方法を考える

自分を怒らせた相手への “仕返し” の方法を考える、というのも「怒り」をコントロールする方法の一つです。

怒りの感情が生まれた時、あえて前頭前野を活性化させることで「怒り」の増幅を抑えることができるそうです。

感情が暴走を始めたら、あえて思考を働かせるということです。

「自分にも原因があったのかも‥」と反省してみたり、

「次からはどうすれば良いかな‥」などの対策を考える、

このような方法でも、前頭前野を活性化させ「怒り」の増幅を抑えることができますが、

「あの人にどうやって “仕返し” してやろうか‥ヒヒヒ‥」と思考を巡らせるのが、認知科学的にも効果がある方法なのだそうです。

もちろん実行はしないで下さいね(笑)

 

そろそろ常識?

“仕返し” の方法を考える など、そんなことは悪い人間のすることだから、少しでも考えてはイケないんじゃ‥と つい思いがちですが、

「怒り」の感情を自分の中で消化できないままの方がずっと、身体的にも精神的にも良くない、

というのはそろそろ常識になってきたのかもしれませんね。

 

認知科学的な側面から

彩り豊かな人生のためにも大切な「感情」ですが、反面「感情」に振り回されてしまい ”生きづらい” ということも起こります。

今回も、私自身の勉強のために もう少し客観的に「感情」を知るために、認知科学的な側面からの情報を書いてみました。

 

参考になれば嬉しいです。

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