【悲しみ】泣きたい感情 の “受け入れ”

信念<自我、世界観、認識のパターン>

脳の ”前頭前野” には、それぞれ

「自分はこういう人間である」

「自分はこういう世界に生きている」

という信念が存在しています。

その信念は<自我、世界観、認識のパターン>と いう言い方もできます。

もう少し軽い表現だと、

「私ってこういう性格だから‥」

「私あんな人は苦手なのよね~」

「そんな難しいこと私にはムリー」

これらも全て信念(自我・パターン)です。

 

信念と照合して “情報を評価”

“目や耳” などから何らかの情報が入ってきたり、過去の出来事 や この先のイメージ をしたりすると、

脳が その「信念」と照らし合わせて、

それがどのような情報(ポジティブ?ネガティブ?)なのかを評価します。

 

悲しみという感情

心が痛む、辛くて泣きたい、無力感、挫折感、失望感、脱力感などは

「悲しみ」という感情にの中に含まれています。

ストレス点数表やストレスランキングなるもので、上位にくるのは

  1. 配偶者(夫・妻)や恋人の死
  2. 親族の死
  3. 親しい友人の死
  4. 家族の病気、怪我
  5. 離婚

など、順位に違いは多少ありますが、上位は主に「悲しみ」によるストレスです。

 

「涙を流す」ことは防御反応

脳が、記憶やその信念と照らし合わせて「悲しみをもたらす情報である」と判断すると、

神経伝達物質のドーパミン(快感を増幅)の分泌が抑えられたり、

内分泌物質であるノルアドレナリン(神経を興奮)が分泌されたりします。

結果、喜びが感じられなくなったり、食欲がなくなったりといった “身体的反応” が表れます。

ノルアドレナリンには ”毒性” があり、体内の活性酸素を増加させたり 免疫力を低下させたりします。

「涙を流す」のは、ノルアドレナリンが抑えられ、精神の安定をもたらすセロトニンが分泌されるからです。

セロトニン

しあわせホルモンとも呼ばれ ”感情や精神面” ”睡眠” などに関係する神経伝達物質。

温泉やリラクゼーションなどで「癒される」と、セロトニンが増え ノルアドレナリンが減少します。

 

悲しみを受け入れる方法

①あらかじめ受け入れておく

いざその瞬間が訪れる前に、あらかじめ「当たり前のことだ」「仕方のないことだ」と受け入れておくことで、多少は冷静に受け止めることができると言います。

やはり覚悟が出来ていないところに「現実として起こる」と ショックは大きいということですね。

 

②徹底的に悲しむ

限界まで悲しむことも一つの受け入れ方です。

最後はセロトニンが分泌されるように出来ていて、人はどんな悲しみも乗り越えられるように出来ているそうです。

たとえ悲しいことでも、今 自分が「何を感じているか」をしっかり味わうことは大事ですね。

ネガティブな感情が表れた時、その感情をひたすら味わっていると、ある時「パーっ」と解消される瞬間があります。

それが、最後にセロトニンが分泌された状態ですね。

 

③後回しにする

優先されるべきことがあると、悲しみは後回しにされる、というのは理に適っているそうです。

忙しさが落ち着くころには、ある程度時間が過ぎ、悲しみの感情はずいぶん薄らいでいる ということがあります。

大切な人との別れの後、色んな用事でバタバタしている時はそうでもなかったけど、その後に悲しみが一気にくる、ということがありますが、

あれは、遅らせた分「悲しみ」が増幅されて一気に押し寄せてくる、という訳ではないのですね。

認知科学的にみても理に適っているということのようです。

 

認知科学的な側面から

彩り豊かな人生のためにも大切な「感情」ですが、反面「感情」に振り回されてしまい ”生きづらい” ということも起こります。

今回は、私自身の勉強のためにも、もう少し客観的に「感情」を知るために、認知科学的な側面からの情報を書いてみました。

 

参考になれば嬉しいです。

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