「筋力低下・運動不足」を 予防する “立ち上がり動作”

1日に「2%」も筋力低下が ?

高齢者が入院して 寝たきり状態が長くなると「筋力低下によって 退院後の回復が困難になる」ということを聞いたことがあると思います。

全身の筋肉をあまり動かさない状態が長期間続くと、筋肉や関節、臓器の運動能力が低下します。

高齢者だと、1日に2%程の筋力低下が見られることもあるそうです。

安静にし過ぎるのも “体に良くない” ということですね。

 

無重力状態だと強靭な人でも老化する

健康で体が強い “宇宙飛行士” でも、無重力状態で筋力が落ちると、身体が重くて立てなくなってしまいます。

宇宙では地上の10倍のスピードで「老化現象」が進みます。

“無重力” で進む「老化現象」

<骨密度の低下、認知機能の低下、脂質・糖などの代謝異常、循環機能の低下 など>

なので “宇宙飛行士” は欠かさずトレーニングをしています。

 

座り過ぎで寿命が縮む !?

そして近年「座り過ぎ」による「無重力状態」が体に悪影響を及ぼしている、ということが明らかになってきました。

「座り過ぎ」は「無重力状態」と同じ老化現象が起きるようです。

1時間 座ると22分寿命が縮むという研究結果も!?

 

「耳石」が鍵 !?

では、とにかく運動すれば良いのか?というと、単純にそうでもないらしいですね。

そして、その理由は「耳石」

その「耳石」が活発に動くことに意味があるようなのです。

 

耳石とは

耳の奥、三半器管の隣にある耳石器という器官には「耳石」がたくさんくっついている場所があり、

人が身体を動かすと、その動きに合わせて耳石も移動し、その動きが平衡感覚として脳に伝わります。

前庭器官は「水平方向の傾き」と「垂直方向の傾き」を感じる2か所にあり、それぞれに耳石がついています。

 

《全身の筋肉》や《自律神経》に関係している !?

「耳石」は全身の筋肉や自律神経(内臓や血管をコントロール)とつながっています。

「耳石」が活発に働くと、筋肉の活動がよくなり、心臓などの働きが良くなり、血流が活発化します。

コレステロールや糖の代謝もよくなります。

 

30分に1回「立ち上がる」だけ

そして研究によれば「立ち上がり動作」によって「耳石」を効率的に動かすことができるそうです。

一日に「耳石」を動かすと良い回数は32回(日中16時間活動するとして)

平均すると30分に1回の「立ち上がり動作」で良いのだそうです。

 

「耳石」の軌道

「立ちあがり動作」では、このような軌道で、頭が前後・左右・上下に動くため「耳石」を効率的に動かすことができるのだそうです。

 

もしかしたら、無理にウォーキングやスクワットで頑張る必要はないのかもしれませんね。

座っている時間が長い方は、ぜひ30分に1度、立ち上がってください。

「立ち上がる」だけなら、たった今からでも出来そうですよね。

 

みんなに教えてます

ハリアナでも “スクワット・腰割り・四股” などを紹介していますが、

セルフケアが苦手な人には、この30分に一度の「立ち上がり動作」をおススメしています。

※ 上のイラストのように膝に手をついて腕の力を使うのはNG。正面を向いて姿勢良く立ち上がるようにしましょう。

仕事中などは、集中しすぎて気付いたら “軽く1時間くらい経過している” という人が多いので、30分ごとにタイマーをセットすることをおススメします。

 

ぜひ参考にしてみてください。

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